LHA-021 強襲揚陸艦「かつらぎ」


 ここでは、LHA-21強襲揚陸艦「かつらぎ(葛城)」をご紹介します。
○設定○
 「かつらぎ」級は強襲揚陸艦としては中型の部類に入る「おおすみ」級の揚陸能力を補填するため、1990年、国防軍艦政本部はアメリカ国防省に本格的強襲揚陸艦の建造を依頼。国防軍海上自衛隊としてはワスプ級と同等の制海能力を希望したものの受け入れられず、結局、タワラ級の発展型として建造されることとなった。
 その一号艦となった「かつらぎ」は1993年5月、リットン・インガルス造船所で進水、基本艤装を終えた後に呉に回航され、呉海自工廠にて翌年4月に最終艤装が完了。同月公試を経て海上自衛隊に引き渡されている。タワラ級との相違点は機関が蒸気タービンではなく、COGAC方式ガスタービンを搭載している点で、二軸を4基のガスタービンエンジンによって駆動し、160000馬力の高出力とガスタービン化による軽量化によって強襲揚陸艦としては最速の速力27ノットが発揮でき機動部隊に随伴も可能である。

○スペック○
満載排水量 39300t
全長 250m
全幅 32.3m
飛行甲板幅 36m
主機 COGAC方式ガスタービン4基・2軸
機関出力 16,0000馬力
速力 27kt
兵装 シースパロー短SAM8連装発射機2基
20oCIWS2基
RAM21連装発射機2基
航空機 約19〜26機
乗員 940名/揚陸部隊1880名


 「おおすみ」に続いて強襲揚陸艦シリーズ第二弾?です。何故か最近平型甲板にこだわっている管理人です。スペックその他の設定については度がすぎるぐらい適当に考えたものですので、その内修正します^^;。
ベースキットとしたのはドラゴン1/700米強襲揚陸艦「LHA-5ペリリュー」です。このキットですが、全体として、バリ、ヒケが多く、なかなか製作には手が掛かりましたが、それでもパーツ同士の合いはまあまあです。モールド類は少々甘いところが有るようです。
先ずはハルを組立てます。このキットはWL、フルハル選択式ですが当然ながらフルハルにて製作を進めます。艦体の側面には配水管?の凸モールドが有りますがこれは喫水部のヤスリ仕上げの際にすべて削り落としてしまいました。
 今回は艦首のバウスラスターを少し作りこんでみました。キットは凸モールドによる表現のみで、そのままでは詰まらな過ぎますし、なによりヤスリ掛けすれば落ちてしまいます。
 方法としては、先ず艦首先端部にポリパテを詰めて乾燥させた後、ドリルで開口。彫刻等にて形状を作りこみます。
そこにプラ鋸にて、先の開口部に達する様に切り目を入れていきます。
画像(左上)がハレーションを起こしてしまい、観難くて申し訳ないのですが、プラ鋸で開けた切り目にスラスターのセパレータとして細切りプラ板を差込み、瞬間接着剤を流し込みます。スラスター内部は細切りプラ板を用いてスリットを作ってあります。
先に削り落としたモールドの代わりにエバーグリーンの細切りプラ板を用いて排水管?を作りこみます。
この段階でエッチングの手摺を取り付け。
 スクリュー軸ですが、キットの部品ではプラが柔らかく、正直使えないので今回は真鍮パイプを使用しました。
次に、転落防止ネット(エッチングパーツ)取付のための土台を作ります。ここでもエバーグリーンの細切りプラ板を使用。
 ここに転落防止ネットを瞬間接着剤で取り付けします。こうすることで多少なりとも接着面が増え、強度を与えることができます。
下の画像より塗装の模様です。順番として先ず喫水線のグレーラインから塗装します。
次にグレーラインをマスキングした後、艦底色の部分のマスキングを剥がし、塗装です。
乾燥後、喫水線より下部をマスキングし、飛行甲板上から塗装します。何故この順番かというと、艦体側面には配管モールドが有るため完全にマスキングができず、マスキングの隙間から艦底部色がモールドに沿って染みてしまうためです。最後に喫水上部を塗装してやれば、染み出した部分も消えてしまいますのできれいに仕上がるというわけです。
 ここで強度確保のため、エレベータ部分の転落防止ネットに0.3mm真鍮線にて外枠を作ってやりました。
飛行甲板は当サイトおなじみのジャーマングレーで塗装し、乾燥後マスキングします。飛行甲板は真っ平らですからマスキングも非常に楽です。最後に艦体を呉海軍工廠グレーで塗装してやります。
さて、今回はここまでです。「ほうしょう」「おおすみ」の仕上げもまだなのに、こんなところまで進めてしまいました。ここまでの工期は約一週間といったところでしょうか。私、来週末に国家試験を控えておりますので、再来週以降に作業再開ということになります。三艦同時竣工なるか!?こうご期待下さい<m(__)m>

さて、またまた久しぶりの更新となってしまいました。ここからは艦橋構造物の製作に移ります。
左上の画像は艦橋を取りあえず巣組みした状態です。勿論このまま素直には組上げません。これをベースとしてアイデアを絞ります。右上画像ではイメージし易いようにマストを立てましたが、メインマストは前後を逆にして取付けています。また、オリジナルの煙突は艦橋構造物の前後に有りますが、これも切取ってしまいます。
さぁ、ここで取り出だしたるはアオシマのキット「護衛艦たかなみ」です。PT社のキットは高価でとても部品取りには出来ませんが、このキットは値段もお手ごろです。これを主に用いて艦橋を製作して行きます。
 「たかなみ」の煙突部分です。PT社ほど細かくは有りませんがディティールはまずまずです。実はこの部分、「あまぎ」「りゅうほう」でも使用していますから、艦のデザインに共通性を持たせることが出来ます。
オリジナルの顔の部分、二階建ての艦橋をばっさり切取り、そこに「たかなみ」艦橋を移植。
 隙間の部分には瞬間接着剤を流し込み、耐水ペーパーで整形。「たかなみ」の煙突(一部分を切取って使用)、マスト部品の取り付けを終えたところでエッチングパーツの手摺等を取付けていきます。
 国防軍海上自衛隊の装備に合わせた艤装を施します。使用パーツはお馴染みPT社製「現用艦装備品セット」です。
塗装を施した上で艦体に載せて載せて見ます。まだ接着はしていません。ちなみに後方に見えるクレーンですが、クレーンの腕(ジブといいます)の部分は1/700「大和」用のエッチングパーツを流用しています。
左は毎回使用しているデカールです。左側がウェーブ製、右側はPT社から出している海上自衛隊、海上保安庁艦艇用のデカールセットです。
先ずは、飛行甲板部分のデカールを貼り付けた後、パールクリア、フラットクリアの順でトップコートを施します。一気に厚く塗ろうとするとデカールが溶けたりちじんでしまったりしますから、あくまでも薄く霧状に吹いてやることが大事です。
艦橋は別個にフラットクリアのみの処理を施します。何故に別個かといいますと、単に細かい部分の塗装や張り線等が楽だからで、これらが終わってから艦体に取付ける予定です。
ここで急遽、装備の追加をしました。以前「ゆきかぜ」を製作したときに切出しておいた「モービルベイ」のVLS発射基です。0.3mmプラ板で土台を作った上に貼り付けておきました。
 今回はここまでです。大分、様になってきましたので次回は竣工目指して作業をしていきたいと思います。宜しくお付き合い下さい。