○はじめに○
 以前、sa-toshiさんのサイト「やまとはくにのまほろば」のコーナーの一つである「僚艦工廠通信」に掲載していただいた「まほろば級二番艦Ver.1945」の現用艦バージョンとして竣工させたのが本艦です。
 そもそも、なぜ、「まほろば級二番艦」を建造しようと考えたかと言いますと、松本零士先生の「戦艦 まほろば」は、超時空戦艦となるまで、その生誕から存在を秘匿され続けた存在でしたが、私個人の妄想世界では、その「まほろば」に華々しい活躍の場を作ってやりたいと思ったからであります。建造途中で空母に艦種を変更された「信濃」を含む「大和型」戦艦が、忠実世界の悲劇の軍艦であるなら、せめて私世界では、その生涯を全うさせてやりたい、そんな気持ちから本艦が生まれ、また、当サイト立ち上げの切掛けともなりました
○使用キット○                                                 
田宮模型1/700戦艦「大和」、「武蔵」(新金型)「大和」「信濃」(旧金型)
ニチモ1/700戦艦「大和」×2、タカラ1/700連斬模型「戦艦大和‐艦尾部」
ピットロード1/700護衛艦「みらい」「こんごう」現用艦船装備セット〔V〕
他、eduard、トムズモデルワークス製エッチングパーツ 等


○解説○
1990年代、国内外の情勢変化、特に海外における、戦争・紛争体系の変化により、単艦もしくは最小規模編成による艦隊でのPKF活動参加を余儀なくされたため、直ちにそれに対応できる艦種の開発が計画されることとなった。

○必須条件○
@単艦での戦闘に巻き込まれた際、それに耐えうる必要性から、ベースとなる艦種は打撃護衛艦(戦艦)が望ましい。
A制空権確保ならびに小規模な航空作戦、対空対潜活動が必須とされることからVTOL航空機運用能力を付加することが可能であること。
B艦隊防空機能を有するイージスシステムを有すること。
C災害派遣等による救難活動にも従事できるよう、メディカルセクションの充実

以上の理由により「機動要塞艦(航空装甲打撃護衛艦)建造計画」がスタートし、
そのベース艦に「まほろば級2番艦・あすか」が選定されることとなった。


「あすか」の建造コンセプトは「まほろば」に2010年現在の兵装装備を持たせつつ、「大和」級戦艦独特の正面のシルエットを失わせないこと。
 前方から見たとき、出来る限り「まほろば」級とわかる船型を保たせること。が大必須となっています。そこで「大和」「あすか」の正面の艦影比べてみます。いかがでしょうか?


艦首です。旗竿は0.3mmの真鍮線、鎖はフラッグシップ製の極細チェーンを使用。第一波除板はタミヤ旧金型「大和」の波除板を切取って取付けています。また、フェアリーダーはピンバイスで削って表現しています。


艦首VLSです。PT社のイージス護衛艦「こんごう」の艦尾から頂きました。 舷側VLSです。こちらも「こんごう」の艦首VLSを使用しています。


「あすか」のもう一つの大特徴として従来のパゴタマストの下部を覆うように設置されたフェイズドアレイ・レーダー(SPY-1EJ)と雛壇状の中央構造物があります。
ベースとしたのはピットロード製の「みらい」のそれに、「大和」の夜戦艦橋以上を切り取り乗せています。


鐘楼直後にそびえるレーダーマストは、その支柱部分に1/500「宇宙戦艦ヤマト」のウイングマストの支柱を使用し、それに「ちょうかい」「はるな」等、海自護衛艦のマスト部品を組み合わせています。


「あすか」はOTO-ブレダ改60口径200mm単装砲を5基搭載していますが、その正体は127mmの砲身を真鍮製重巡20cm砲用としたものです。

また「あすか」はCOGAC方式採用によりGas-Turbin×8機を装備しているため給排気系が大幅に変更され、煙突の数も形も大幅に変更されたという設定にしました。
「ちょうかい」クラスの煙突をそのまま使用すると前鐘楼に対して高さのバランスが悪いため、「ちょうかい」の中央構造部品を二隻分組合せて嵩上げし、その上に切取った煙突を載せています。


後部艦橋は航空機管制専用に設けられている設定です。
「みらい」の機体格納庫に「ちょうかい」の艦橋部分を乗せています。


飛行甲板です。「まほろば級」の広大な?後部甲板に飛行甲板を載せ、ヘリやVTOL機の運用を行います。この飛行甲板にはタミヤ旧「信濃」の物を加工し使用しています。甲板の縁には転落防止網を取付けています。


飛行甲板へ改装され、取除かれてしまった2基の主砲や副砲の変わりに、近接対空装備が施されています。また、飛行甲板外周には救命筏が装備されています。


F/AV-3VTOL戦闘攻撃機 SH-60KJシーホーク対潜ヘリ


EV-1A VTOL早期警戒機 CH-47JAチヌーク多目的輸送ヘリ


AH−1J戦闘ヘリ〔上〕
海上自衛隊海兵科に所属し、対地、対艦攻撃等に従事しています。
○アラートハンガー○(右)
この後部艦橋下部には格納庫が設けられ、その内部にはエレベーターがあり、アラート待機中の機体がすぐに引出せる状態になっているという設定です。