DD-145 イージス駆逐護衛艦「ゆきかぜ」


 このコーナーでは、当艦隊に所属するDD-145 はるかぜ級イージス駆逐護衛艦「ゆきかぜ」を建造していく過程をご紹介させていただきます。

○設定○
「はるかぜ級」はアーレイバーグ級イージス駆逐艦を元に設計された点では「こんごう級」イージス巡洋護衛艦と同じですが、「こんごう級」のような旗艦設備を省略し、装備もアーレイバーク級を海上自衛隊の規格に準拠させるための小変更に留める事で、建造コストを下げることに成功した分、同級駆逐艦を全護衛艦隊で40隻余り(2005年現在)が建造され配備についています。


DRAGON製「イージス駆逐艦アーレイバーグ」を使用しました。実はこのキット、金型がピットロードのものを使用しており、ディティールも中々シャープです。その上、DRAGONお得意のフルハル-WLコンパチブルになっていて、その分のパーツがオリジナル、といった感じの構成になっています。


「ゆきなみ」同様、タカラの連斬「亡国のイージス」より艦首部および艦尾部の上甲板を移植します。


艦首部、艦尾部それぞれに、各甲板部品を当てがって観ると、そこは姉妹艦、やはり大体の寸法は同じようです。


で、加工して取り付け。此処で気がついた事なのですが、このDRAGON製のキット、ものすごくプラスティックが柔らかいんです。とっても加工はやり易いのですが、削りすぎに気を付けないといけません。また、カッターの刃など、ちょっと力を入れただけで簡単に貫通しますから、怪我にも注意しないと‥‥。


裏からは強度確保のため、細切りプラ板にて裏打ちしています。


艦尾は形状が異なるため、当然隙間が出来ますから、そこにゼリー状瞬間接着剤を流し込んで埋めます。私の場合、この程度の隙間であれば、パテの代わりにもっぱらこの方法を用いてしまいます。しかしながら、余り時間を置きすぎると硬化しすぎてヤスリ掛け時に苦労することになりますから、硬化スプレーを使用し、固まったところをすぐに耐水ペーパー掛けしてしまった方が削りやすいようです。


上は、ハル艦底部を接着したところ。
下は、全体に200番、400番と耐水ペーパー掛けを行った後の画像です。進水完了といったところでしょうか。

艤装が進んできました。プラの色が違う装備品はPT社の現用艦船装備セットから使用しています。また、仮に主砲を搭載してみました。

艤装がほとんど完了した段階で、艦首と艦尾の上甲板をマスキングしてしまいます。
これはもちろん、元からの塗装、マーキングをそのまま使ってしまおうという、怠け者の考えから来ています(-_-;)

そして手摺と転落防止ネットのエッチングパーツを瞬間接着剤で接着し、また、艦底部もくみ上げてしまいます。ここまで来れば、後は塗装には入れます。次回更新時には暫定竣工となりそうです。


塗装完了です。デカールはPT社の「海上自衛隊用&海上保安庁用デカール」を使用しました。それでは各部の紹介に移ります。

艦首と艦尾の旗竿は0.3m/mの真鋳線で作り直してあります。

主砲、艦首艦尾VLSとも、タカラ「連斬」のギミックがそのまま楽しめたりします(^_^;)

 アーレイバーク級駆逐艦との装備の相違点ですが、まず、改7.9m内火艇ボートダビットを2艘両舷に装備。救命筏の装備位置と搭載方法。それとSSM-2対艦ミサイルの発射管、艦橋および、マスト上の装備レーダーが異なる点でしょうか。
 前後煙突の側面から生えているホイップアンテナは0.3m/m真鋳線です。主砲や後部甲板の形状などは言わずもがなです。

 また、喫水線下にはフィンスタビライザーも装備させました。

マスト基部には主砲射撃管制用の2-21型GCFSを装備。

艦橋の両ウイングにはスーパーバード衛星通信アンテナと、その下段にはNOLQ-3ECM装置を搭載しました。

折角ですから「ゆきなみ」との比較をして見ましょう。マスト形状や艦橋の大きさの違いが良くわかりますね。
 最近(05/08/25)進水した「DDG−177 護衛艦 あたご」はメインマストがアーレイバーク級に近い形状をしていますね。
艦首形状の違い。「はるかぜ級」は対潜探知能力を向上させるべく、バウソナーも能力向上型が装備されている‥‥といったところでしょうか(^_^;A
後方より。
さて、「ゆきかぜ」も暫定竣工と相成りました。今後は張り線や汚し、展示台の製作取り付けなど、その都度UPしていきます。出来は相変わらずながらも、お付き合い有難うございました。次は「巡洋護衛艦 あまぎ」の建造に着手する予定ですので、よろしくお願いいたします!!