DBB-120 装甲護衛艦「ながと」


 ここでは、DBB-120装甲護衛艦「ながと」(長門)の建造過程をご紹介します。

 忠実での
「長門」は1917年8月28日に八八艦隊計画の第一号艦として広島県の呉海軍工廠にて起工、1919年11月9日に進水。1920年11月15日竣工して以来、大日本帝国海軍の艦艇としては最も国民に親しまれた軍艦といえます。
 また「長門」は終戦まで
生き残った唯一の日本戦艦であり、日本軍の無条件降伏後、1945年8月30日にアメリカ軍に接収され、1946年3月18日、マーシャル諸島のビキニ環礁において、クロスロード作戦(米軍の核実験)に標的艦として参加し、1946年7月1日の第一実験で「長門」はほとんど無傷。7月25日の第二実験でも右舷側に約5度の傾斜を生じながらも核爆発に耐えましたが、7月28日深夜から29日未明にかけての夜間に、誰にも見取られる事なく静かに転覆し沈没したそうです。
 最近、「開運!なんでも鑑定団」に出品された長門の軍艦旗を、俳優の石坂浩二さんが評価額の1000万円で購入し、呉の呉市海事歴史科学館に寄贈したことで話題になりました。

 私は小学生低学年時代、「宇宙戦艦ヤマト」を切っ掛けに軍艦に興味を持ったのですが、戦記等を調べていく内に、自分の中では戦艦らしさの点で「長門」の無骨さが「大和」よりも好きな軍艦になっていきました。
 今回、「長門」を復活させるにあたり、さすがに大正年間に竣工した艦を現用艦とするには無理が有りますので以下に記する様な設定を考えて見ました。
○設定○
 戦艦「長門」は1920年11月15日に竣工して以来、1979年4月15日、老朽化により軍籍から抹消されるまで、実に60年に渡り大日本帝国海軍連合艦隊、国防軍海上自衛隊となってからは自衛艦隊のシンボルとして国民に親しまれていた。
 1960年代後半に入った時点で、国防軍海上自衛隊艦政本部では、次期自衛艦隊旗艦を設定するに当たり、「長期に渡り国民に親しまれて来た「長門」は最も自衛艦隊旗艦として司令部を置くに相応しく、それは「長門」が将来的に廃艦となる未来においても不変であると言える。よって、ポスト「長門」は艦形も「長門」により近いイメージを保ちつつ、艦名も「長門」とすることとする。」との建造方針が決定され、1974年8月15日に初代「長門」が生を受けた呉海自工廠にて起工し、1975年4月9日に進水。1978年9月30日に78DBB(艦名未詳)として竣工し、公試をへて、海上自衛隊に引き渡され乗員訓練が開始された。
 
 時に1979年4月1日、初代「長門」(DBB−102)が自衛艦引退式を終えると同時に本艦はDBB−120「ながと」として改めて艦名を与えられ、自衛艦隊旗艦として旭日模様の中心にさくらがあしらわれた「司令部旗」が掲揚されるに至ったのである。


○スペック○ ○兵装○
 基準排水量 41,020t  連装55口径400mm主砲   4基
 全長 224.94m  単装60口径76mm速射砲   4基
 全幅 34.59m  Mk41VLS64セル   2基
 喫水 9.5m       SM-3スタンダード(対空)
 最大速力 33.3ノット       ESSM-4短SAM(対空)
 乗員 755名    Vertical Launch ASROC(対潜)
 機関形式/方式 LM-IHI3100×8基
  /COGAC方式
RGM/UGM-109 トマホーク(対艦/対地)
 機関出力 105,000馬力  SSM-1B 4連装発射基
      (対艦)
  4基
 航続距離 32,000海里
 / 18ノット
 20mm M61A1CIWS(対空)   4基




 物凄く久しぶりの新コーナーですが、宜しくお付き合いくださいませ。
今回使用するベースモデルは、最近リメイクされたアオシマ製1/700 戦艦「長門」です。
PT社やハセガワなどもそうですが、最近はフルハルモデルが続々リリースされてきていますね。フルハル好きの小生としては嬉しい限りです。
 で、この「長門」ですが、ディティールなども結構出来が良いようです。同時進行というわけには行かないのですが、時間が出来れば忠実の「長門」も製作する予定で2セットを購入して有ります。
この「長門」は1970年代後半に建造された艦ですから、当然艦形も変わります。で艦首部にボールペンで罫書き線を書き込み‥‥
その線に合わせて切断してしまいます。
ここで、こんなものを用意。実はこれ、連斬「いそかぜ」の艦首バルバスバウを切取ったものです。もうお解かりですね(~_~)
瞬間接着剤を使い、こんな形で「長門」艦首に「いそかぜ」バウを接着し‥‥
パテ代わりに「黒い瞬間接着剤」を艦首部に盛って行きます。
 320〜400番の耐水ペーパで形を整えます。
艦首の造型が終わったところで、細切りプラ板を艦舷部の上から貼付け、50口径14cm砲取付け部を潰します。
上部に開いた穴に「黒い瞬間接着剤」を充填し後は耐水ペーパを掛けて表面を均します。
 さて、大した進捗でもありませんが、今回はここまでです。次回は上甲板上の加工と艦橋の製作まで行ければ良いな程度に考えています。 
 最近、仕事が週休も取れない状況が続いており、作業も中々捗らないのですが、一応この艦が完成すれば「小説」の役者が揃いますので、少し気合を入れて頑張ろうかと思います。

久しぶりに休暇が取れたので‥‥。作業を進めていきます。
まず、上甲板の木甲板モールドを全て削り落としてしまいます。
「長門」の甲板上には細かいモールドや突起物が沢山有りますが、それらも全て削り落としてしまいます。
これは、水上機甲板です。忠実ではここにカタパルトが載りますが、「ながと」ではVLS甲板となる予定です。
と、言うわけで、運搬軌条やターンテーブルなどのモールドを落とした後、ハルに取付し、耐水ペーパー掛けします。
こちらは、艦橋の基部になるパーツです。同じく木甲板モールドを削り落とします。
艦体の基本部分はこれで接着し終わりました。
煙突などの基部はPカッターを仕様して切り離してしまいます。
仮組みした艦橋部分を載せてみました。今回はここまでになります。

またまた、間が開いてしまいました^^;
クリッパー・モデルズの「長門」用砲身です。
オリジナルの戦艦「長門」の主砲は、45口径40センチ砲ですが、この「ながと」は長砲身化された55口径400mm砲となりますので、砲身を長めにしてセットします。また、主砲塔はキットのものではなく、ピットロード製「「WWU日本海軍艦船装備セット〔V〕」よりチョイスしました。これはキットのものより大きいため、「迫力」という点で見栄え効果を狙って採用してみます。
ジャンクパーツより、ウォーターライン用の艦底パーツ(多分「大和」用だと思います)を使用して、ヘリ甲板を作ります。
このパーツ、裏面が丁度おもりの鉄片が取り付け部の枠が有り、高さが艦橋部の甲板部分にぴったり一致したため使用したと言うわけです。
新たに新設した甲板と第二主砲塔に続くラインをプラ角棒を使用して滑らかに繋ぎました。
第三主砲塔前部に「連斬いそかぜ」から拝借したVLSを二基取り付け。
上甲板の大体の形が定まってきました。隙間をゼリー状瞬間を充填して埋め、整形していきます。
艦橋後部の煙突部分を検討してみます。この煙突は「連斬いそかぜ」のものを加工しています。まだ何かしっくり来ません。
 実はこの作業中、sa-toshiさんと電話で妄想戦艦話で盛り上がっていました(*^_^*)
仮にイージス艦「こんごう」級の煙突部分を載せてみました。sa-toshiさんに画像を送って見せてみると、「意外といいんじゃない?」というお返事。でも、これではヘリ甲板は装備不可能です^^;。もう少し煮詰めていきます。
で、「連斬いそかぜ」の第一煙突を切った貼ったしてこんな形に加工。
煙突の高さを増してやったため、バランス的に良い感じになってきました。
さらに加工を施し、煙突後部に航空機格納庫とイルミネータ用の構造を作り込みました。下の写真は、プラ板にてヘリ甲板を延長し、仕上げたものです。
形の出来た艦橋構造物をセットしてみます。sa-toshiさんにも「やっぱり、ヘリ甲板や格納庫は有った方がリアリティあるね。」といって頂いたので、後は細かい装備品を煮詰めていくだけです。
ここまでの全体像です。
艦首の錨鎖甲板を加工していきます。鎖が張られる部分には0.2mm厚のプラ板(透明プラ板なので解りにくいのですが黒く汚れている部分がそれです)を貼り付けておき、鎖の通る穴をピンバイスで開口します。
艦首に、ブルワークを作ってやります。細切りにしたプラ板をあてがい、瞬間接着剤で固定して大雑把に形を作ります。
カッターや耐水ペーパーで形を整えます。
フェアリーダー用の穴を開け、舳先に菊花紋章を取り付けて終了です。下の写真は、鎖を取り付けている所です。
 艦首の錨取り付け部分にプラパイプを薄く輪切りにして貼り付け、開口してモールドを作っておきました。
大分まとまって来ました。
「はたかぜ」用のエッチングパーツで煙突上部のマック式マストを作ります。
今回はここまでです。次回は細かいところを作りこんでいく予定です。この分なら今月中の竣工予定に間に合うかも知れませんね。

久しぶりの更新です。さぁ、ここから一気に竣工まで作業を進めていきます。
連斬「いそかぜ」のマストパーツから、スーパーバード衛星通信アンテナを台座ごと切り取っておきます。
この台座を真中で切断し、ラティスマストの左右から差込み、再度接着します。この部分が左右のアンテナベースを繋ぐ通路ということになります。
真鍮線を使って、バルコニー部の骨組みを作ります。次に0.2mm透明プラ板を用いて上部のバルコニーを製作。
縦に真鍮線を通し、最上部トラス構造を製作
 エバーグリーン細切りプラ板を使用して下段のバルコニー部を製作。最上部のバルコニーは透明プラ板を使用して製作。何故に透明かというと、それはズバリ、現物合わせしやすいからです。
 艦橋の窓の部分もエッチングパーツを使って作り直してやりました。窓のモールド部分に水平に鋸を入れ、デザインナイフで形を整えた上で、梯子やラッタルといったエッチングPを流用して窓枠としています。
ヘリ甲板を塗装し、デカールを貼り付けてしまいます。この後、マスキングを施し周囲にエッチングPの転落防止策を取り付けておきます。それと、前後してしまいましたが、甲板部分を当サイト装甲護衛艦甲板標準色?であるヘイズグレイであらかじめ塗装し、マスキングした後エッチング手摺を取り付けします。
まず、煙突上部を艶消し黒で塗装し、マスキングした後に全体を呉海軍工廠色で塗装します。換装した後、喫水線から上部をマスキングします。
スクリュー等のパーツです。オリジナルパーツの他、連斬「いそかぜ」から流用します。
スクリュープロペラシャフトには1mmの真鍮線を用意しました。シャフト取り付け部分のパーツを取り付けた後、下の画像の様に真鍮線が入るよう、ピンバイスで開口します。その後舵パーツを取り付け。
全体をビニール袋を使用してマスキングし、喫水線下を艦底色で塗装。左は乾燥させているところです。
乾燥させた後、真鍮線のプロペラシャフトを取り付けしました。
 スキュード・スクリューの取り付け、デカールの貼り付けを終えてから、展示台に据え付けました。この後、汚しに入ります。
左から、「きりしま」「てるづき」「ながと」です。三隻同時にウェザリングを実施しました。
 0.08mm真鍮線を使用して張り線作業中の様子です。ここでも、「きりしま」「てるづき」と同時に作業しています。
だいぶ、駆け足で来てしまいましたが、これにて、装甲護衛艦「ながと」竣工です。完成画像のページに詳細をUPさせて頂きます。お付き合い有難うございました。