DBB-102 装甲護衛艦『みずほ(瑞穂)』


 ここでは、DBB-102 装甲護衛艦「みずほ(瑞穂)」の建造過程をご紹介します。

 本艦の建艦の切っ掛けは、大量に(?)在庫をしている、連斬模型『大和』シリーズを眺めていて、以前、掲示板に投稿していただいたガンシップさんの「超大和級」の事を思い出し、久しぶりにムズムズと製作衝動に駆られて作業を始めました。なお、製作過程に付きましては、製作初期の画像がデジカメ故障のため、撮影が出来ずご紹介が出来ないことをお詫びいたします。
○設定○
 かつてこの国が、大日本帝国と呼ばれ、国防軍海上自衛隊がまだ、海軍を名乗っていた頃、世界最大級を誇る『飛鳥』級は2隻が竣工する計画(注)であったが、日米戦争が早期に終結し、当時唯一の敵対国家で有った米国との同盟が果たされ、欧州大戦への参戦が急遽決定した段階で、『飛鳥』級二番艦の建造は見送りとなってしまっていた。それから月日は流れ、国際情勢の変化にともなう、各国海軍の砲艦外交の復活によって、本級装甲護衛艦建造計画が復活したものである。1940年代の船体設計はその面影を残しながら2000年代の技術によってリニューアルされ、改『まほろば』級三番艦『みずほ』が建造されることとなったのである。



(注:実際には一番艦「まほろば」が有って就役していたが、その存在は秘匿とされて隠密行動に就いていた為に、彼女たちが正式に「まほろば」級と呼称される事は無かった。しかしながら軍が国防軍に改変され、戦艦が装甲護衛艦と呼称されるようになって、艦番号の最初がDBB-101となっている理由の一つに、影で活躍しながら日米戦争集結間際に人知れず行方不明となった戦艦『まほろば』をDBB-100としてから除籍したとする逸話は、今日でも国防軍将兵の間で語り継がれていると言う)

 無理やりな設定で申し訳有りませんが、現用艦として『まほろば』級の三番艦を作るにあたり、こんな内容の設定しか思い浮かびませんでした^_^;
 作り始めの画像がまったくありませんので、取敢えずご説明しておきますと、タカラトミーの連斬模型シリーズ『戦艦 大和』(男たちの大和を含みます)の1セットに艦橋部分(一番短いパーツ)を2つを追加してハルを構成しています。当然艦首方向が若干幅が狭いですから、その部分はパテ盛りで整形しています。下の画像はサフ吹きまで終わらせ、既に艦橋構造物を載せた状態です。
 下の画像は、2番艦『飛鳥』と比較しています。艦の全長は若干短くなっています。全長についてはもう一つ艦橋部分のハルパーツを増やそうか迷ったところでも有ったのですが、出来るだけ艦橋構造物をコンパクトにまとめたかった事もあり、この全長になりましたが、実は上構作成時にかなり苦労する結果となりました。
 下の画像は艦橋構造物です。上構の土台部分とレーダーマストはハセガワの『アラバマ』から、艦橋はニチモ1/700『大和』の物をベースに、連斬『大和』の戦闘艦橋部分を載せています。窓枠はジョ・ワールド製。煙突とエルミネータの部分は連斬『いそかぜ』の組合せです。
 この艦の機関はCOGAG(高速時に巡航用ガスタービンと併用する)方式としていますが、一軸に対して2基のガスタービン機関ですから4軸合計8基もの機関が搭載されていることになり、当然、排気管は大きくなり煙突も1本では無理が有るわけです。(その都合で『あすか』は二本の煙突が装備されています。『やまと』では完全無視でしたが^_^;)そこで、煙突の裾野部分で8本の排気管を2本に合流させたのち、排気効率化装置(?)により合理的に排気を行っている、としました。また、赤外線誘導弾対策として排気は強制冷却装置を装備していることとします。(こんなこと不可能な気がしてなりませんが^^;)
 艦橋のイメージとしては、『あすか』『やまと』と近似デザインとしています。作戦行動時はイージス艦が同伴するのでイージス・システムは搭載せず、ただ、単艦でも各ミサイルオペレーションは可能な様、『やまと』と同様(アップデートはされた)簡易イージスシステムのみ装備させたといった感じです。
上と画像が前後してしまいますが、この艦は副砲にOTOブレダ127mm単装速射砲を4基搭載させました。砲塔基部は連斬『いそかぜ』のそれを切取り‥‥、
 取り付け位置にドリルで穴あけして挿入、接着しています。
 ですから、当然取り外して砲塔内部が拝めます(*^_^*)主砲がすべて連斬『大和』の流用ですので、副砲もそれに合わせ様と考えた次第です。はい。

 下は第四・第五砲塔取付部分と後甲板部分。VLSは連斬『いそかぜ』より拝借。64セルを3基、32セルを2基搭載し、状況に応じて、スタンダードSM2、ESSM(発展型シースパロー)、垂直発射式中距離対艦ミサイル、アスロック対潜魚雷、トマホークを使分けるとしています。ちなみに、艦首にもお約束の64セル2基を装備。戦艦+アーセナルシップといった感じですね。
 スキュード・スクリューは連斬『いそかぜ』から拝借。主・副舵は連斬『男たちの大和』の物を使用しています。連斬『大和』の舵には補強の波モールドが入っていないので。
 上部構造物にエルミネータや対空レーダー等の装備品を取付け終えた状態です。
 今回はここまでです。後は細かい装備品を取付け、台座に固定すれば竣工といった状況ですが、手摺等については(何分高価ですので)考え中です。次回更新時には竣工させる予定でおります。


 今回でを竣工を予定していましたが、所用で中々作業が進みませんでした。竣工は次回に持ち越しとなります^^;が、今年は出来るだけ停滞は避けたいと思いますので、UPだけはしていきます。
 さて、下の画像は連斬『いそかぜ』の「救命浮舟カプセル」を加工取付している場面です。左下は桁モールドの間をカッターで切離しています。こうすることで少しならずとも、それらしく見せることができます。
 主砲です。2番主砲の天板には日の丸デカールを 3番主砲の天板には艦識別番号を貼り付ける事にしました。
 艦尾飛行甲板です。
この艦には、航空機格納庫は有りませんが、VSL直後に無人観測機FFOSの格納装置として、コトブキヤの「×」パーツを取付けています。下は、艦中央構造物の後部周辺の画像ですが、黒いボートの直ぐ前方に四角いポールが立てられています。これは、スライディング・パッドアイ装置と呼ばれ、洋上補給装置を行う装置の一つです。因みに、これも連斬『いそかぜ』の物を使用しています。
 上の画像のちっこい部品はホーサーリールです。右上下の位置に取り付け。
 このホーサーというのは、船を係留するためのロープの事で、マニラ麻、ナイロン、ポリエステルなどの材質で出来ています。このホーサーを巻き取っておくためのリールがホーサーリールです。
 私事ですが、最近老眼が進行してきており、この手の部品の塗装や加工、取り付けに非常に難儀するようになりました。最近、100円ショップで老眼鏡を購入してしまいました^^;歳は取りたくないものですね。
 真鍮線を用いて艦首の旗竿と煙突のホイップアンテナを作成しました。旗竿はポールに0.4mm、支柱に0.3mmを使用。ホイップアンテナには0.4mmを使用しています。
 今回はここまでです。これで、後は汚しと張り線のみの作業を残すのみとなりました。次回こそは竣工できるでしょう。よろしくお願いいたします<m(__)m>


 この更新で竣工させます。先ずはウェザリング(汚し)をしていきます。
 毎度のことですが、タミヤのエナメルで今回も汚しを掛けます。「みずほ」は一応新鋭艦ですので、汚しといっても錆系のレッドブラウンはほんの少しに留め、薄め液で希釈したフラットブラックを用いて、ウォッシングと陰影付けの為の控えめな汚しで行きます。
 広めの筆で希釈したFBを舷側の汚水配管のモールド近辺に塗り、薄め液をしみこませたガーゼで拭き取ります。
 甲板部分は、希釈したフラットブラックをしみこませたガーゼで叩くように汚して行きます。
 各部の汚しが終わったところで、レドーム類、127mm単装砲のマズル部、プロペラシャフト、菊の御紋などの残った部分の塗装を済ませます。
 後上甲板のボラードを製作して行きます。今回使用したのが左のクリッパーモデルズ製の「キノコ型通風筒」です。ベース部分にはエバーグリーンの細切りプラ板を使用。
 ベースを貼り付けた後、0.8mmのピンバイスで取付穴を開け‥‥
 そこにボラードとなる部品を瞬間接着剤を付けて差込み‥‥
 艦体色で塗装すれば終わりです。見栄えは結構いい感じです。
 
 最後に海上自衛隊旗(軍艦旗)を取付けます。いつもはメインマスト上に取付するのですが、「みずほ」のマスト上には、ゴチャゴチャと装備がひしめいていますので、その場所を作るのが困難です。よって必然的に艦尾の旗竿に掲げる事にしました。使用した軍艦旗はタミヤの「信濃」用のものです。
取付手順は以下のように行いました。

@先に旗竿の上部にあらかじめ極細エナメル線を結びつけておきます。
A極細エナメル線を挟み込んで接着した軍艦旗を旗竿のエナメル線に結び取付けて固定
B旗竿の下部に上部からのエナメル線を結びつければ終了です。
 以上で全ての作業が終わり、装甲護衛艦「みずほ」竣工となります。手摺等につきましては、今回は経済的理由にてオミットしました^^;その内まとまった小遣いでも入れば、再度検討したいと思います。ここで、実はおまけがあります。それが下の画像。
 タカラ連斬模型シリーズ「男たちの大和」でシークレットとなっていたA140用の45口径50.8cm主砲です。実はといえば、これをやりたくっての「みずほ」建造でした(^^♪
 「みずほ」はその任務によって主砲装備を選択することが可能です。これが取付けられると46cm主砲は副砲となってしまう訳です。 しかし実際には、「大和」級の主砲一基は大戦型駆逐艦1隻分ほどの重量が有りますから、その換装作業は簡単では有りませんね。保管も大変スペースを食いますから現実的ではありませんね。
 完成画像は「GO」にUPします。お付き合い有難うございました。次は高速戦艦「榛名」の竣工を目指すと共に、平行して新コーナーとして戦艦「尾張」の製作に掛かります。こちらも応援してくださいね。