高速戦艦「榛名」



 このコーナーでは、高速戦艦「榛名」をコラボサイト企画用に製作して行きます。ベースモデルは最近発売されたフジミ模型の戦艦「榛名」です。「金剛」同様、ウォーターラインモデルですので、フルハル化して製作します。そしてこの艦も、ディティールを生かしつつ忠実より微妙に異なる架空艦として仕上げて行きたいと思います。


 今回使用するキット及びパーツ類です。「金剛」同様、艦底パーツはニチモ30cmシリーズの戦艦「金剛」のものを使用するほか、今回はフジミ純正の専用エッチングパーツ、木甲板シールを使用して行きたいと思います。
ハルの加工ですが、基本的に「金剛」製作時と同様に光硬化パテを使用しています。
 スクリュー、プロペラシャフト、舵等の位置は「金剛」を参考にして進めます。
 プロペラシャフトは連斬「いそかぜ」のそれを加工して使用。
 ハレーションして見難いのですが、キールのセパレータ部分もプラ板で製作して取り付けています。この後、ハルを塗装してから甲板パーツに甲板シールの貼付けに入ります。
下画像は、この時点で、後甲板部分は甲板シール貼付けは終わっています。
 前甲板部分の甲板シールの裏面です。透明な保護フィルムが張られています。甲板パーツのモールドにあわせてその形に穴が開けられています。当然ながら穴の位置にずれは全く認められず、作業はとても楽です。
甲板の先端から保護フィルムを剥がしながら徐々にシールを貼り付けて行きます。
下は、3枚全ての甲板シールを貼り付け終わった状態です。
 甲板シールには錨鎖甲板とアンカー鎖、カッター台のエッチングパーツが付属しています。鎖のパーツは、フラグシップの極細鎖を使用しますので、これは使用しません。
 あらかじめ呉海軍工廠グレーにて塗装しておいた錨鎖甲板のエッチングパーツを瞬間接着剤で接着。その後に塗装済の極細鎖を取り付けします。鎖の通る部分にはあらかじめ穴を開けておき、甲板は鎖を通してからハルに接着しています。
 今回はここまでです。
 以前、「まほろば二番艦」作成時に、シールによる木甲板の表現を試みました。当時は市販のこのような製品は有りませんでしたので、ホームセンターにて購入した木目のカッティングシートを細くカットしたものを、一本一本甲板上に貼り付ける形で施工し、苦労したものです^_^;。多少高価ですが、手軽に木甲板のリアリティを味わえるなんて、本当に良い時代になったものですね。

 随分と滞っていた「榛名」ですが、現在竣工一歩手前といった進捗状況となっています。
下写真は艦橋と煙突周辺の部品です。このように艦体と別々に製作塗装し、後で取付ける工法を取りました。
 艦橋周辺のステップ等細かなエッチングパーツを先に取付けしてから艦橋を取付けします。エッチングPは大変細かいため、先にメタルプライマー→艦体色で塗装してから組立てし、取り付けたほうが楽です。現実問題として、後からの塗装は木甲板に塗料が付く危険性が大きく避けた方が良いでしょうね。
 艦橋部分の手摺を取付け。この部分の手摺は純正エッチングには含まれていません。
右写真はカッターボート類の架台部分のエッチングを取付けした様子。
 下二枚は純正エッチングPの手摺を取付けている模様ですが、この手摺には各取付け場所が決められていて、取付け部の形状に合わせて折り曲げが出来るように作られています。ただ、要所要所には真鍮線で支柱を付けてやり、強度を持たせてはいます。
長い作業中断期間の中で、12.7cm高角砲の砲身が折れてしまったりしたので、今回はライオンロアの真鍮砲身を使用しました。しかし、多少高価ですが、ディティールUPする目的では充分効果的です。また、ボートダビッドも純正エッチングに交換【下写真】
デリックのエッチングPは真鍮線で補強。
今回の更新はここまでとなります。次回更新時には何とか竣工に持ち込みます。